喜ブログ編集長日記

きっかけは



喜界島が梅雨明けした日のこと。一本の電話が。
「今、スギラに日本一周している人がいるんだけど、良かったら来るかい？」

ほう。日本一周。私も過去やりましたよ。ということで、スギラにGO！



情報提供者は、彼らです。天気のいい日のお昼は、スギラで「同窓会」をするという、中のいい同窓生です。



話題の彼は、ご覧のようなパネルで日本一周の途中。大分出身で、1年半の間旅を続けているそうです。



彼には、喜界島のパンフレットを渡し、「しま興し祭り」の案内をして、仕事に戻る前に小耳にはさんだのが、
「商店街のお好み焼き屋が今月いっぱいで閉店するから、そこで同窓会しようや」というもの。事あるごとに「同窓会」を開催する彼らですが、今回は取材を兼ねて同席することになりました。

で、昨日。「しま興し祭り」も終わり、「お好み焼き　道」へ。
そこのママさんとは顔見知りだったので、先に色々話をしました。大型スーパーの出店で商店街が変わってしまったことなどなど、開店して25年間の思い出なんかを聞いてきました。





で、あれやこれやとみんなが集まり、同窓会開始です。彼らが学生の時から世話になってた店ですから、話が尽きません。
「そういえば、ここにはあの店があった」
「散髪したあと、親を待っている間、この店で時間をつぶした」
「昔は１人でお好み3枚食べた」
「この前は、店のビールを飲み干した」
などなど、決して広いとは言えない店内にノスタルジーが駆け巡ります。

ここで







25年間の感謝を込めて、表彰です。



で、最後にみんなで記念撮影。25年間お疲れ様でした。

日本全国の商店街で同様の事例を抱えているお店というのは、たくさんあると思います。大型店の出店、時代の流れ、車社会の発達などなど。。。原因・課題を挙げればきりがありません。私達で解決できないことも多く、どうこうできる問題でもありません。

でもこういうときに、「少しでも楽しく」「少しでも明るく」という考えが、この世知辛い世の中の「ともしび」になると思います。その小さくとも、明るく輝く「ともしび」に巡り合えたことは、本当に幸運でした。ありがとう。